オアシスはなぜ「健康寿命の延伸」を目指すのか

オアシスの経営理念は「健康寿命の延伸」に寄与することです。こう言うと、単に社会貢献を目指す会社のように聞こえますが、それは違います。 

私の生き方の根っこにあるのが、「売り手よし、買い手よし、世間よし」の「三方よし」という近江商人の哲学です。これを経営に適用したとき、最も重要なのは「世間よし」だと考えました。「事業は継続性が大事。長く続けるためには社会のためになる仕事でなければならない」と、そう考えた結果、最も大きなマーケットとなる団塊の世代が悩みとして抱えるであろう、「健康」に行き着いたのです。 

次は「買い手よし」、つまりクライアントの成功です。私たちはクライアントの商品を「ロングセラー」に成長させるべく、ヘルスケアに関する膨大な知識と情報を駆使して独自のマーケティングを展開してきました。不特定多数ではなく、「この商品を手に取ったとき、誰が最も感動してくれるか」を考え抜き、そうした層の注目を集めるマーケティングと、心を動かすクリエイティブを徹底したのです。 

私たちはその手法を「感動マーケティング」と呼んでいます。マーケティングの対象を「感動してくれる人」に絞るため、一時的に分母は小さくなります。しかし、感動した人は継続して買ってくれるし(ロングセラー化)、周囲の人に感動を伝えてくれます(口コミの創出)。深く長く愛されることで、結果的にクライアントの収益が最大化するのです。そして、その収益の一部が私たち「売り手」の報酬となります。これで「三方よし」の完成です。 

ただ、この手法は何も特別なことではありません。クライアントに徹底的に寄り添い、商品を求める人に喜びを届けたいという高い熱量で、日々、真摯にPDCAを回し続ける。そう、つまりは「あたりまえのことを、あたりまえに」、コツコツ、継続すること。この地味で、根気のいる、一途な営みこそが、オアシスの最大の武器であり、真骨頂です。 

私たちは「感動マーケティング」によってクライアントの成功を実現することで、「健康寿命の延伸」に貢献します。それがヘルスケア業界に特化したマーケティング企業であるオアシスの使命であり、存在理由なのです。

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オアシス株式会社 代表取締役 社長 name_suwa.mamoru